
2020.2. 9
古本好き 串田孫一「花火の見えた家」近所の古本屋さん Los Papelotes で 串田孫一さんの昭和35年の本を買った。
「花火の見えた家」
目次やあとがき ご本人が描いた挿絵もすてき。
10代から舞台を観てきた大好きな俳優で演出家の串田和美さんのお父さまであることも重なり、
時代背景、昔の東京、住んできたそれぞれの家の話、とても興味深い。
長く仕事でかなり多く家を見る機会を得たが、お宅拝見、すてきな人の家や暮らしを知ることは、もともと、子供の頃から好きだった。そこに何か夢を感じていたのか。
本棚の整理をしているのに、つい本屋に立ち寄り買ってしまう。
冬の夜は読書が楽しい。
この本の息子さんである串田和美さんのことは以前も書きましたが、18歳の時まだBFがいなかったので、父と一緒に観に行きました。
「上海バンスキング」や「もっと泣いてよフラッパー」
なつかしい西麻布霞町にあった小さな自由劇場。
「上海バンスキング」はその後も博品館やシアターコクーンでも何度も。
串田和美さんのお芝居はずっと観てきた。今もすばらしい。
主演の吉田日出子さんも大好きだった。仕事で一度お会いできたが、少しこわくて、それがかっこよくてますますファンになったし、上海バンスキングのアルバムはすっと聴いている。また、この本を買った近所の古本屋さんLos Papelotesロスパペロテスは、和田誠さんが通っていた、立て看板も和田さんが描いたもの。和田誠さんのことに続きます。
2020.1.30
沢木耕太郎さんのラジオで終わり始まる
もう1月も終わる。「J-wave のミッドナイトエキスプレス 天涯へ」というラジオ番組がある。もう何十年になるのだろう。クリスマスイヴの夜中から明け方近くまで数時間、初回から欠かさず聴いてきた。ずっと今も大好きな作家の一人、沢木耕太郎さんの年一回だけの番組。タイムフリーもない時代に、独身で一人夜中に、そして結婚してからも夫の横で、この番組を聴くことが1年の総括となり新たな1年の始まりに向かう。自然に気持ちが切り替わるのが不思議。作家は声もいい気がする。1冊本を読んだように沢木さんの声が言葉が深く響き、色んなことが一気に片付いていくように落ち着く。今回も旅にまつわる話から、印象的だったのは、映画評論家の淀川長治さんから昔聞いた、上皇や上皇后との映画のこと、現天皇が若い頃にヴィスコンティが好きと言ったと意外なことや、上皇后が哀愁が好きとおっしゃったとか、いくつかのエピソード話から言葉にはない深いところに感動があったのだけど、感じるそんな時は、歳をとりよかったなと思う。
いつも、沢木さんの最後の言葉を楽しみしている。それが、次の年に向かう指針になる。でも今回は時間がなくて省かれてしまった。司馬遼太郎の何かだったらしいが。でも、「やはり、人に会うことが大事」とか、
確か、「完成されたものと未完が並んだ場合、未完の方がいい」みたいなことや、また3つの言葉「愚痴を言わない。手を抜かない。面白がる。」とか、言葉を残してくださった。毎年クリスマスイヴの夜中に、終わりと重なるように新たな年が始まっている。
2020.1.20
1月2日の散歩
今年90歳になる父と、1月初め散歩中に一緒に見上げた三日月と星。
昔はとても厳しかった父が、今は優しい。足腰弱っても、まったくボケていない。
こんな日が今年も続くといいなと思います。
2019.12.26
イイノナホさんのブローチ12月25日クリスマスの午後、ガラス作家イイノナホさんの千駄ヶ谷のショップへ。
友人へのプレゼントを選ぶはずでしたが、キラキラ美しいブローチを自分に買ってしまいました。これはわたしだけのもの。うれしい。
ナホさんに初めてお会いしたのは17年くらい前。
透明感や鮮度は変わらず進化していくガラス作品と同じように、会うたび輝いている、憧れの女性。
新宿御苑が目の前で自然光とガラスのあたたかい光の反射がきれい、しあわせ感あふれるすてきなショップ、
代表的な作品の一つ、照明器具シャンデリアの相談もできます。
https://www.naho-glass.com/sono-sendagaya
2019.12.25
フジタの教会の模型
藤田嗣治が最晩年に洗練名レオナールとなり、暮らした終の棲家ヴィリエ・ル・バークルで創作したという礼拝堂の 宗教画や、特に あらゆる手作りの室内装飾は、絵画以上に興味深い。 実にたくさんお家の中のものを手作りしたこと、そのセンスのすてきなこと。生き方そのものなのだと。このドールハウスのような教会の模型も好き。
昔 林洋子さんから知ったフジタをクリスマスに思い出しました。