
2014.11.25
「活動のデザイン展」21_21 design sight にて ー No.352
先へ先へとすべてが新しく、驚き、楽しい。
デザインという言葉はときに疲れるけれど、人がつくり出すものはやはりすてき。
過去に止まったままずっと話し続ける誹謗や嘘は聞いててとても退屈。でも、
変化する現実を走り抜けていく人たち、まして「ときに詩的な活動」とは実に気持ちいい。
すばらしい企画展です。
『時にポジティブに、時に詩的な彼らの活動は、ものづくりという枠組みを超え、今後の社会におけるデザインの役割に多くの気づきをもたらすでしょう。本展を通して、変動する世界におけるデザインの可能性を感じてください。』(2121より引用)
企画展「活動のデザイン展」
2014年10月24日(金) - 2015年2月1日(日)詳細 ↓
http://www.2121designsight.jp/program/fab_mind/
2014.11.22
順子さんの家 3 ー No.351
10代終わり頃に島田順子さんがパリコレに出てきたときは衝撃だった。当時の活気あるファッションの流行とはまったく違うスタイルで表れた。
煎餅が。'大好きだから'とチャーミングに笑って見せてその後30代で仕事を通じ直接お会い出来た。最初にお会いしたのは原宿。初夏の緑美しい表参道に立つ順子さんは実にかっこよく、一方一流ブランドのバッグを持った私は恥しい気持ちにおちた。順子さんはが持っていたのは籐のバッグで中には大きなおくれた。ショーを観た後カフェでお茶をご一緒した。順子さんは約2時間の間パリからの数人スタッフに一人ずつ「もし生まれ変われるなら何になりたい?」と聞いた。一人が「鳥になりたい」答えると順子さんは「なぜ鳥になりたいの?」とゆったりした口調で聞く。その話題だけで約2時間かかった。最後に順子さんは「私はお金持ちになりたいの」と言った。その話はもう少し続いたのだけど。会話のセンスも抜群に上質かっこよく楽しかった。
順子さんのお家もインテリアもそのままに美しい。週末の別荘フォンテーヌブローのブーロンマーロット村のお家は憧れる。(約10数年前の雑誌掲載から)
一流デザイナーもアンティークもおそらく安いものも自由に組み合わせ置かれている。計算がない抜群のセンスで。
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置いてある一つ一つに愛情を感じとれる。![]()
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少女のようなかわいらしいものも。その人らしい暮らしがみえるのがいい。
バスルームのインテリアも素敵。![]()
ゲストルームごとにインテリアが変わる。
そして、パリの家。
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古いバカラあり。ベッドカバーは蚤の市で買ったもの、すてき。
左/コルビジェもこんな風に置かれててモダンあり、流石かっこいいスペース。←これはパリのオフィス。センスが光る。人の出会いは不思議。忘れてしまうこと、後まで記憶に深く刻み込まれていくこともある。大切なものもいづれ失えていく。でも自分に力をくれるもの側にいてくれるもの。時々ごく稀に出会える大きな人の心。夢や祈りは残るから。だからきっと誰しもそういうことがあるように、いつも終ったら、もう一度新しい何かに置き換えて、ささやかな人生だけど生きている今心の奥にしまって重ねていく。それ以外は結局、何もいらないと既に知ってるのだから。
2014.11. 3
順子さんの家 2 ー No.350モノを持たないことが美徳ということに頷きながらも所有する豊かさに憧れる。自然の美しさに感動しそれ以上のものはないと思いながらも人工的なモノの美しさに圧倒される。モノが持つ命を感じながら使いこなすこと心あるバランス感覚に憧れる。本物はどこから切り取っても美しい。みえない魂が宿る場所。豊かさは心有ること。必ず共存できる。若い頃からずっと先に先に進む人に魅了され情報を夢中に追いかけた。その向こうに大きな何かあるような気がして。後発なものはただ退屈だから。モノを整理しましょう、モノを持たない、主義が流行り情報多い時代に、モノが多いことを考えてみる。人が生きるたび増えていく所有物かかえるもの、それらに束縛されるだけか、もしかしたら、或は、自分が解放され自由な場所なのかもしれない。自立。生きている、ということに戻る。
「都会にひとりでいると孤独を感じるけど、自然が相手をしてくれる田舎なら、ひとりぼっちでもちっとも寂しくない」。島田順子さんの週末の別荘、フォンテーヌブローのブーロンマーロット村の素敵なお家。もう10数年前の写真からだけどきっと変わってない。自然の中でたくさんのモノを持ちながらとても自由なはず。![]()
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島田順子さんのインテリア、この後も 続きます。
2014.10. 2
順子さんのお家 1 ー No.34910代から憧れていたその素敵な女性に仕事のご縁でその後会うことができた、今から10数年前。島田順子さん。とびきりかっこよかった。そして順子さんの素敵なお家。美しい人がいるだけですばらしい風景がより美しい佇まいにみえる不思議。一流のファッションデザイナーの家やインテリアは、大胆で自由な発想で個性的で人間的で知的で、自分の居心地いい空間作りも実にわかっていて、直感的にいい意味で派手に楽しんでいるとよく思う。インテリアのプロならしないようなこともあり、逆にインテリアのプロにありがちなデザインものを並べたり崩したりとある法則のような中での決まりきったパターンの、相変わらず退屈な生活感ない無機質で表面的な'お飾り'とは異なり、ファッションとインテリアは近いようで遠く相互、相関関係を感じとることもおもしろい。一流ファッションデザイナーのその抜群なセンス力とさじ加減は、厳しさで強く生き抜くかのように、又はお洋服のコーディネートを完成させるかのような軽快な躍動感が、参考になり楽しめること盛りだくさんです。たとえば、島田順子さんのいくつかの家のインテリアはご本人そのままとびきりカッコよく素敵で、ちゃんとそこに生活もある様子が生き生きと伝わってくる。10数年と以前に雑誌などに掲載された中から、この後に 続きます。つづきます。
2014.10. 1
「今日のまかない」 ー No.348
デザイナーの皆川明さんのお料理の本「今日のまかない」。皆川明さんはとても大切な友人。どのページも皆川さんらしく、多くのお料理がきちんとレシピつき、また北欧のリサ・ラーソンさんや建築家の中村好文さん始め多くのクリエイター方々との交流、器や道具まで、と読み応え見応えあるとても楽しいお料理の本。男性のお料理最近はあたりまえですが新鮮でいいものです。![]()
「今日のまかない」本はお料理だけでなくインテリアや建築や道具やいろいろな世界観が満載。お料理は毎日のもの。以前仕事中心だった頃は外食も多くゆっくり料理も楽しむ時間がなく、長い会議やおしゃれをして出掛けるよりも先ずは家の中のことをきちんとしたいと、ーたとえばムーミンママがコトコトと作るあたたかいスープのようにーその後生活のペースを変えました。常に何かを掴めば何かを失うけれど、自分が優先することを選択しながら進むことが大事、そういうこと、振り返れば改めてお料理のプロや上手な方々から多く教わってきたと実感。料理は特別得意ではないけれど、うまくいかないな と毎日悩み次の課題を考えチャレンジしていく生活のとってもクリエイティブなもの、誰も見ていなくて評価がなくたって生きる大事な仕事、生きること、そして、かっこいいパーティはもう必要なく、ただ大切な人たちと囲む食卓はささやかな何より大事な日常の時間。お料理の上達はきっと永遠の課題。こんなこと考えながら居たい。