
2014.8.25
イメージメーカー展 21_21 design sight にて ー No.342会場に入るなり強烈に惹き付けられた作品でした。遠くから見て一際輝いたそれに近づきさらにその美しさに圧倒されました。アートに詳しいわけではないし職業でもないのでこういう時は直感、ただ感じるだけですが。作家さんの思いは作品に魂として宿っていると確信します。クリエイションという曖昧な氾濫に飽き飽きしてる隙間に美しさだけがすっと入ってきて久しぶりに新鮮な感覚でした。作家は舘鼻則孝さん。舘鼻則孝さんの作品から。左「ヒールレスシューズ」 右『シンデレラ」「イメージメーカー展」21_21 design sight にて 2014.10.5 まで 多くのすばらしい作家さんの作品が並びます。↓(「ヒールレスシューズ」は会場で体験できます。)(以下 21_21 design sight から一部引用)舘鼻則孝まだ20代という若さの舘鼻則孝は、歌舞伎町で銭湯「歌舞伎湯」を営む家系に生まれました。人形作家である母親の影響で幼い頃から手でものをつくることを覚え、15歳の時から服や靴の制作を独学で始めました。東京芸術大学で絵画や彫刻を学んだ後、染織を専攻し、花魁に関する研究とともに日本の古典的な染色技法である友禅染を用いた着物や下駄を制作しました。2010年、大学卒業とともに自身のブランド「NORITAKA TATEHANA」を立ち上げ、自らのアプローチによりレディー・ガガの専属シューメーカーとなります。全ての工程が手仕事により完成される靴は、ファッションの世界にとどまらずアートの世界でも注目され、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館やニューヨークのメトロポリタン美術館などに永久収蔵されています。
2014.8.10
8月 ー No.341東京の真夏は静かで、どこにいても心も静かに過ごす。誰かを想いながら好きな本を持って、ただ好きな人たちと。パーティがない真夏はけっこう好き。
強くてやさしい真夏の木漏れ日。誠実な光がこちらを向く。子供の頃の長い夏はもうなく毎日が短い。時間はとても急いで過ぎていく。一番大切なことはちゃんとわかっておきたい。ここにある小さなしあわせも隣にいる人も大きなしあわせも同じだと。
2014.8. 8
夏のゴブレット ー No.340
お気に入りは、若い頃 宿泊先の Four SeasonsHotel で買ったブルーのゴブレット、大切な友人で尊敬するガラス作家 イイノ ナホさんからいただいたピッチャーとグラスや、同じ頃買ったナホさんらしいかわいらしい数個のグラス、一つ一つ形が違います。これでお酒もいただきます。いくつもの夏の思い出と水と光が重なり合ってキラキラと美しいのです。
大好きなナホさんのグラスやピッチャー
2014.8. 4
ペギー・グッゲンハイム Peggy Guggenheim ー No.339ペギー・グッゲンハイム Peggy Guggenheim のインテリア 現 Peggy Guggenheimぺギー・グッゲンハイム 美術館そして、ミラノからフレンチェア〜ヴェネチアへ、行きはユーロスターで向かった。電車からの眺めは期待外れで海から入るべきだったと一瞬悔やんだが、駅に着いたとき確か映画「旅情」はキャサリーン・ヘップバーンがヴェネチアの駅を降りゴンドラに乗る場面から始まったはず、と思い出し、キャサリーン・ヘップバーンと同じ海に浮かぶヴェネチアへの玄関口に立ったときその現実に感慨耽った。あるいはヴィスコンティの映画のヴェネチアの海を想いながら。
ぺギー・グッゲンハイム美術館 Peggy Guggenheim Collection
ゴンドラでホテルに向かうまで景色は美しかった。イタリアは美しい。グッゲンハイム美術館の美しい存在感は特別際立っていた。印象はモダンだが建築は18世紀のもの。元はペギー・グッゲンハイム Peggy Guggenheimの邸宅でコレクションしたコンテンポラリーなアートを置く美術館。ぺギー・グッゲンハイム美術館 Peggy Guggenheim Collection
ぺギー・グッゲンハイム美術館 Peggy Guggenheim Collection
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ペギー・グッゲンハイム Peggy Guggenheim
ペギー・グッゲンハイム Peggy Guggenheim のアートとインテリア![]()
ペギー・グッゲンハイム Peggy Guggenheim のアートとインテリア
ペギー・グッゲンハイム生前当時のパーティの様子
生前当時の写真を見るだけで個性的でゴージャスなペギー・グッゲンハイムという女性。アートのコレクションやインテリアやユニークなファッションまで抜群の個性とセンスsenso = 知性に圧倒される。思い切り自分の人生を正直に生き抜いた魂を想像し何だか嬉しくなる。ペギー・グッゲンハイム生前当時のアートコレクションとインテリア現 Peggy Guggenheim Collection/ペギー・グッゲンハイム美術館古さを感じないアートのコレクションとインテリアのセンスに圧倒される。
2014.8. 3
グッゲンハイム Guggenheim ー No.338アメリカに強く憧れていた若い頃 西海岸の旅から数年後ニューヨークへ。多く思い出が残る。アメリカ建築家のフランク・ロイド・ライト Frank Lloyde Wright が1940年設計しライトが亡くなった後1951年完成したニューヨークのグッゲンハイム美術館 Guggenheim Museum 。旅で買った絵葉書から。グッゲンハイムミュージアム外観。ライトは完成を見れなかった。ニューヨークに初めて訪れたのは25年前。グッゲンハイムの館内は最上階からぐるぐると作品を観ながら歩いて降りる不思議な空間。同じ方向を向いたまま床は傾斜面スロープだから平衡感覚を失う。設計からプラン実現まで景観や構造など多く揉めて工期が延びたらしいが実際実現させたのがすごい、だって本当に変わった建物なのだから。アート作品も斜めに観るし、美術館として有り得ない発想。でも、とても美しいと感じた。外観がとにかく美しいし、自然光の動きで外観も内部も表情が変わる。陰影の細部まで緻密に計算されていて、何よりニューヨークという街にとても合っている。
グッゲンハイム・ミュージアム内部もすばらしい。最上階から傾斜面のスロープを降りながら作品を観る。
フランク・ロイド・ライトはカウフマン邸(落水荘)や日本では旧帝国ホテルや現存する1921年建てられた自由学園明日館など有名。私が側で初めて触れたのは仕事で1987年頃復刻されたライトのデザインの椅子。当時はモダンデザイン全盛期でスチールやアルミなど主流だったけどこの美しい無垢木の椅子や家具が復刻された時の感激は大きかった。見たことない美しい椅子を一ついろいろな角度から3時間以上眺めた。ライトを想うとその日の感激が昨日のことのように同時に心の深いところまであたたかく思い起こされる。
ライトは波乱も多いドラマティックな人生だった印象も強い。だからライトの作品には深い人間的な美しさもあると解釈してる。25年前のニューヨーク旅の帰りは美術館で買った多くの本でスーツケース一杯だった。大半ライトの本だった。今なら日本で部屋から注文できるだろう。若い頃は時間があけば旅ばかりしていていつも帰路の飛行機や車中でもう次の旅行の予定を練っていた。当時だって政治は混乱し危機もあったがニューヨークに数年後起こる大きな悲劇。漠然とここまでのことはもうないと信じ世界の未来に明るい方向をみていたけれど、ふたたび有り得ないことが繰り返し世界で起こる。身近にも起こる。妬みや憎しみ、人から奪っても勝ち取りたい無駄な野望や見栄、右肩上がりに向かうだけの経済や仕組み、争いも何もかもお金である現実。一体誰の為の資本なんだろう。だから今は憧れが海外に向いたワクワク感はない。ただ世界中のそこで今日生きる市井の人々の日常の大切な暮らしに愛情に、大切に想い巡らす。権威を示し残すアートや芸術や建築、ゴミとなる高級な嘘っぽいブランド品という価値。特に今の時代、だからそれが 何なんだろうか。でもすべてにある 光と影 を考えるとき、陰から光をみるように心掛ける。繰り返し悲劇が起った後必ずしあわせがくる現実を今はちゃんと知ってる。同じようにしあわせが、誰しもそうあってほしい。人のために自分には何ができるのだろう。すべて自分の目でみて感じなければいけないということ、おそらくこれだけは間違っていない。ヴェネチアのグッゲンハイム美術館 Peggy Guggenheim Museum私はこのニューヨークの旅の約5年後イタリアのヴェネチアへ。同じく世界に数カ所あるグッゲンマイム美術館に。ヴェネチアの ペギー・グッゲンハイム美術館Peggy Guggenheim Museum 。この建築はフランク・ロイド・ライトでなく18世紀建築で,幻想的なヴェネチアの海に浮かぶとても美しい美術館だった。そして生前多くのアートをコレクションしこの邸宅に住んでいた ペギー・グッゲンハイムPeggy Guggenheim というゴージャスな女性を知り存在感とセンスに圧倒され魅了された。アートやインテリアというものがそこにいる人間そのものであること、一流を生き抜いた人間の魅力と個性のすばらしさを知った。
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