SAKURANOKI は代々木公園 近くのオフィス。
長くインテリアビジネスに関わりみてきた多くの中から、ここでは暮らしに心地よいものや情報などご紹介しています。

2011.8.15

岩手の無農薬野菜の'ちいさなたね'さんから ー No.95


月2回の宅配便が届きました。

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たくさんの新鮮な夏野菜と大好きな ちいさなたね さんの卵! 珍しい白なす



また 'ちいさなたね' 鈴木千里さんからいただいたメールから。(ご本人の許可を得て掲載しています)

「お盆ですね。時がたつのはほんとに早いです。毎日暑いですが岩手はお盆がくると秋になりま

す。いつもなら.......

今朝もすこし肌寒いかんじ

東京はまだまだ灼熱でしょうか。」


毎回おいしいお野菜や卵をありがとうございます。

☆ちいさなたね  FAX 019-688-6872☆





2011.8.14

メキシコ先住民族の伝統が 高級ブランドのスカーフになる
ー No.94



ここ数日、スカーフ新柄について、新聞各紙までが 'ニュース'としてあつかっており興味深かっ

た。(以下 一部新聞より抜粋、省略あり)

「今年春夏コレクションで発表した新作スカーフのデザインには、メキシコの先住民族の一つ

 'オトミ族'の伝統刺繍の柄を採用されている。3月から世界30カ国で売り出されている。そして、

オトミ族のアートの知名度が上がりデザイン使用料などが地元の学校改修費に充てられた。ただ

格差が激しく特に先住民族を取り巻く社会環境、貧困の構造は依然厳しく変わっていない。

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左/大手高級アパレルで採用された、オトミ族の画家  中央/プロジェクトに参加したオトミ族の女性達 右/オトミ族アートをデザインしたスカーフ(新聞記事より)


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鳥、ロバ、トウモロコシの収穫を祝う村人など、踊るようなデザ

インとカラフルな色。この、刺繍糸の風合いまで再現された25

色刷りのシルクスカーフは '人と自然の邂逅(かいこう)' と

名付けられた。」


メキシコ市の博物館の協力を得てオトミ族の絵描きが捜し出され

た。すべては「世界中から美しいものを研究」から始まった。

紀元前5000年前後からメキシコ中部に住む農耕民族であるオ

トミ族。村を '世界の中心' と信じるオトミ族の絵のイメージは、

'村の聖地'。よって企業は利益だけでなく「刺繍はオトミ族全員の

財産。」と考え、不公平にならないよう「学校の改修に充てるこ

とで合意した」らしい。「オトミ族の文化が世界中で認知され作

品がもっと売れるようになれば」と。(一部新聞記事より抜粋)
 
一貫して世界中から'美しいもの'を探し出す ー 多くの企業や人

がそこを目指すも形にする実現はとても難しい。まして遊び心と余裕がみえるのは知性と教養

の裏付け、言うのは簡単だけど。

上から押し付けがましいデザインが氾濫する中、単に気取ったチープなアートでもなく、イメ

ージ先行の売り込みでもなく、洗練尽くされた上質な実用品。そして売る力もある。その実現、

現実的にビジネスになるのは すばらしい。

ラグジュアリーブランドとかスーパーブランドというものは、流通が乱れ迷走し、すでに純粋さ

を失い崩壊している感があって。'ラグジュアリーブランド'にはさまざまな枠を超えて、

Brand Identityブランド・アイデンティティを貫いてほしい。氾濫し続けるブランドのマーケティ

ング論には嫌気さし動かされないけど稀に大きな「意外性」をみつけると新鮮な刺激を受ける。

かっこいいもの、きれいなものを寄せ集めるだけは稚拙で誰でもできてしまう時代。

意外性を見つけ出しさじ加減で洗練させる力がセンス。かっこ良過ぎるだけでは疲れる。

フランスの女優のジャンヌ・モローはかつて 'この世はクソばかり(!) だから私は美しいものだけ

みていたい。。' と言ったとか。。?  確かにすべては、光と影で表裏一体。

「美しい」は充分 '人の生きる糧' になりうる。価値観は人それぞれ違うけれど、素直に感じ

楽しむべき。デザイン、という

漠然とした世界にも、生きていく力へ大きな可能性の光に希望をもって毎日生きたいもの。



2011.8. 9

椅子 ウラガノ URAGANOからルキノ・ヴィスコンティ、塩野七生
ー No.93

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つづき。ヴィコ・マジストレッティの椅子からイタリアを思い出

し、遠い過去へイタリアへ、いくつか連想した。

17歳で初めて観たルキノ・ヴィスコンティ、フェリーニなどイタ

リア映画から、イタリアは強い憧れの場所になった。

                        右上/ヴィスコンティ映画初めて観たアラン・ドロン「若者のすべて」


images-17.jpegのサムネール画像   images-21.jpegのサムネール画像 images-24.jpegのサムネール画像  
左/映画「山猫」、右2つ/17歳で初めて観た「ルードウイヒ」、右/大きなスクリーンで観たこのワンシーンが鮮明に強く残っている。ロミー・シュナイダーが美しすぎて。

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ヴィスコンティで一番好きな映画は、マルチェロ・マストロヤンニ主演、ドストエフスキー短編

小説の「Le Notti Bianche」=邦題「白夜」。モノクロで地味な印象で、真夏の話題に合わない

けれど、雪景色や橋が美しい切ない恋愛映画。

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映画「白夜」小さな港町、ロマンティックな舞台



ヴィスコンティ映画「若者のすべて」の中のミラノ中央駅の建築は、権威の象徴らしく壮大。

いろいろな様式が混合したこの駅を、フランク・ロイド・ライトは' 世界で最も美しい駅だ 'と

言ったらしい。

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 ミラノ中央駅



30歳を過ぎた頃、仕事で訪れたミラノからフィレンチェ、ヴェネツィア、へと、ユーロス

ターで鉄道の旅をした。映画のワンシーンのような歴史的な建築のプラットホームに、フェラー

リのピニンファリーナがデザインしたモダンなユーロスターがとまる。

イタリアはどこへ行っても町並みも人も食事も期待通りの場所。

フィレンチェは歴史そのまま街全体が芸術的で幻想的で、その小さな街での生活を想像した。

ヴェネツィアは期待以上だった。夜、道に迷い随分歩いたが、街灯の光がロマンティックで、あ

らゆる場所でビスコンティの映画を思い出した。夜のヴェネツィアの迷い道は、映画「夏の嵐」

と同じ幻想的な色だった。

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123592550365316302165_senso.jpegのサムネール画像 20061122012850.jpgのサムネール画像 images-39.jpegのサムネール画像
映画「SENSO=夏の嵐」 悲しすぎて美し過ぎる映画



ムラノ島リド島など行き来したアドリア海はヴィスコンティ映画「ベニスに死す」の海だった。

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戦争でははずしたらしい水位の浅いところに立つ杭まで美しいアドリア海



images.jpegのサムネール画像 1978家族の肖像.jpgのサムネール画像 gruppodifamigliainuninterno_f.jpgのサムネール画像 img933bd644zik8zj.jpegのサムネール画像 d0101675_17343280.jpegのサムネール画像
ヴィスコンティ映画はインテリアもとにかくすごい。インテリアも参考になる映画「家族の肖像」


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 ルキノ・ヴィスコンティのいくつかの家



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仕事を通じて少しずつ身近になったイタリア。この美しい豊かな国は、国

民性、豊かな歴史からか。

20代、イタリアを、ユリエス・カエサル(ジュリアス・シーザー)を作家

・塩野七生さんから楽しく知った。

本「Silent Minority サイレント・マイノリティ」の文庫本は20代いつも

バッグの中に入れていた。今も本棚に立てかける。つらいとき「サイレン

ト・マイノリティ」という言葉から元気になったもの。



30代で読んだ「人びとのかたち」という本は、塩野さんが大好きな映画にまつわるエッセイ、塩

野さんの映画の話も大好き。

歴史書は難しいが、塩野さんの文章は秀逸な内容でありながら色気がある文章で女性にも楽しく

読みやすい。思わずうーんと、うなる言葉がとても多い。


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「日本人へ」という本には 'なぜリスクをとるリーダーが出ない

のか' と堂々と表紙の帯にある。で、'いい男とは。。' みたいな

話になったり、流石かっこいい。

ただまだまだ本棚に積まれた塩野さんの本をこれから時間をかけ

て読むつもり。今後の贅沢なたのしみ。

若い時は前ばかりみていたが最近思い出が多く歳をとったと実感

するが、とりとめのない連想であそぶことは単に楽しい。





2011.8. 4

椅子「ウラガノ URAGANO」 から ヴィスコンティの「夏の嵐」、塩野七生へ 連想
ー No.92


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長く家具の仕事だったので家具ばかり増えて

しまった。独身時代の狭いアパートメントか

ら所狭しと置かれてきた。椅子だけで25脚

はある。しかもまだ,欲しい椅子はたくさん。

来客で一番注目される椅子は、イタリアの

De Padova(デパドバ)社の「URAGANO (ウラガ

ノ)」という、Vico Magistretti デザインの曲木の

曲線が特徴的な美しい椅子。

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ダイニング用にと輸入したが、強度が弱いので、

飾り椅子として時々しか座らない。でも存在感は大

きい。大好きな椅子。

イタリアの美しい言葉の響き 'URAGANO' ='嵐' から

イタリアの、ルキノ・ヴィスコンティの1954年の映画

「夏の嵐」を連想する。イタリア(伊)題「Senso=官

能、Sensoは、センスという意味ももつ美しい言葉。


← 所有のウラガノ・チェア。A.カステリオーニ デザインのテーブルと
    時々テラスで合わせて。





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ルキノ・ヴィスコンティの映画を

初めて観たのは17歳の時。

「若者のすべて」「ルードウィ

ヒ」2本立てだったと記憶する。

その10年後26歳で初めてイタ

リアへ行き、「若者のすべて」で

アラン・ドロンがいた映画そのま

まのミラノ中央駅に立ったとき

とても感激した。時代背景は別にして、建築はすばらしい。


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上左 ヴィスコンティ映画「夏の嵐(SENSO)」・ 上右「若者のすべて」 
       
                      大きなミラノ中央駅の一部 →






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この、'ウラガノ URAGANO'という椅子を毎日見て毎日「美し

いな」とまったく飽きない。


そしてこの椅子から、遠い記憶を辿り、若い頃夢中だった

ルキノ・ヴィスコンティやイタリア在住作家 塩野七生さん

へ、とイタリア気分に浸り連想した。

ストーリーをもつ椅子って楽しい。

つづく。





2011.8. 1

石巻 川開き祭り 花火大会  ー No.91


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宮城県石巻市で毎年行われる

'川開き祭り'、今年も7/31,8/1と

2日間行われました。

「震災の供養(慰霊)と復興」に

主眼を置いての開催ということ

で、昨日は慰霊の流燈を、8/1

には花火大会が行われました。




石巻 川開き祭り ー復興への祈りを込めてー HP ↓ click here
http://www.ishinomakikawabiraki.jp/



わたしは東京から、灯籠流しはTVニュースで、花火大会は「ほぼ日」さんのHPから、

USTREAMで同時中継されてるライブを観ることができました。

ほぼ日 HP で生中継 ↓ click here
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http://www.1101.com/cgi-bin/photolive.cgi?p=phoenix2011
http://www.1101.com


部屋を暗くして、PCの画面と音量を最大にして。

現地で参加できたように気持ちが高揚しました。

最後の復興祈願花火ミニフェニックスは、大きく迫力があ

りとてもとても美しかった。

何も出来ない自分を恥じることをやめ、

心から祈りました。花火はとても感動的でした。

8/2,3は、同じく'慰霊と平和への祈り'花火大会が長岡で。

引続き'ほぼ日'さんではライブ中継くださるそうです。




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