
2011.7.30
ハワイの海が大好き ー No.90独身のとき特に20代には年に数回、旅費が貯まると国内外と数多く旅した。若い頃のわたしの旅は女友達とワイワイ、コワさ知らず行動力ある旅。若い時にしか体験できなかったことも多く、かけがえのない思い出。旅から得たものはとても大きい。今では世界中の情報もモノも簡単に手に入りやすいけれど、当時は'そこへ行かなければ、そこで買わなければ'、という時代。送料をおさえるため、北欧やニース、ニューヨーク、西海岸のカーメル、モントレーなど遠い異国から大量の食器や本やゴルフ用品など重い荷物を、ハワイからは当時日本になかったハーゲンダッツのアイスクリームをおみやげで大量に、持って帰ってきたりと、買い物も今とは大違い、思い出すとおかしい。頻繁に行っていたのが返還前の香港とハワイ。毎年夏になるとハワイの海がとても恋しい。
HAWAIIをよく知る人ならどれがどこの島の海だかすぐにわかるでしょう。かなり前の古い写真から。
先日来日されていたジェイク・シマブクロさんのコンサートに行きました。明るいジェイクさんの元気なステージ、天才的なウクレレの音色に聞きいってとてもしあわせでした。3・11震災から被災地へのあらゆる支援活動も行ってくださっています。コンサートでは被災地へ向けて'Ave Maria' を演奏くださって。素敵な方です。ジェイク・シマブクロさんHP click here → http://www.jklub.jpまた、ジェイクさんのブログでみましたが、ヤーミーさん=山本昌美さんと今後何かコラボがあるとか、あったとか。。ヤーミーさんといえば、グラフィックなどデザイナーから、1987年には女性で初めてパリ・ダカール・ラリーに参加し、その本「パリ・ダカール・スケッチブック」が同年出版された。これも20年前の古い話だが、写真や文章、ヤーミーさんご自身の本のデザイン,すべてがカッコよく繰り返し読み今も大切にしている本。
1987年 パリ・ダカール・ラリーの時の山本昌美=ヤーミーさん(本から)
プレスで参加のユーミンと。![]()
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ヤーミーさんのデザインもセンスいい楽しい本ヤーミーさんはその後、渡米から帰国後、絵本「不思議のヤッポ島」を出版などご活躍。多くの旅を知る人たち。ヤーミーさんは素敵に年を重ねている遠くから憧れる女性の一人です。山本昌美さん=ヤーミーさん「ヤッポ島」のHPclick here → Yappooo「不思議なヤッポ島」公式サイト」
2011.7.29
木の表情を撮る ー No.89
都心でもこのあたりは緑が多いのが気に入っている。毎日、鳥やちょうちょも多く来る。朝の散歩で,いつもと違う木の表情を撮った。
幹の形もみてて飽きない。自然っておもしろい。弱っていたテラスのハイビスカスが咲きました。
2011.7.27
ミケランジェロ・ピストレット Michelangelo Pistoletto ミラーのアートー No.88
イタリアのミケランジェロ・ピストレットは2003年にはヴェネチアビエンナーレ金獅子賞など多くを受賞したアーティスト。わたしが初めて知ったのは25年前。入社したインテリアのショールームの壁の中央に、ピストレットのアートが飾ってあった。ピストレット代表的な作風は、ステンレススティールを磨いたミラー表面にシルクスクリーンのアートで、ミラーの部分にこちらの景色や自分が写り込む。その歪んだ表面が不思議な別の世界にみえて美しい。
↑ 初めて見たピストレットの作品
数年後、ピストレットの作品をいくつか探さなければならない仕事が入った。インターネットがない時代だから美術関係の知人などに聞きやっと1件の小さな画廊がみつかった。2,3点しか在庫はなかった。予算の範囲で購入できたのは1点のエディション。
今ではネットでも買えるけど、当時は日本に数点。その不思議なアートを欲しくなり後に購入した。ピストレットのミラーのアート。ステンレスを磨いた表面に写る、反射や陰影が歪んでいるから、おもしろく,その歪みに現実を感じたりと想像力をかき立てられる。どこまでがアート,幻想で, どこまでが現実なのだろう。
↓ パリ市庁舎のファサードの幻想的な光のインスタレーションは2010年の公式プロジェクト「aimer La difference」=「遠くを愛する」。![]()
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↑ 数々のインスタレーション。
↑ ピストレットのトリノの休日のレンタルアパートメント![]()
↑ 私の所有のピストレット。好きな卵のモチーフ。全体のバランスが好き。わたしには大きな投資だったがお気に入りの一枚。
あらゆるものが反射する。右は部屋の外の桜の木が写ってる。
2011.7.26
映画「青いパパイヤの香り」からベトナムを想う ー No.87映画からインテリアをみて暮らしやさまざまな歴史を想像することは楽しい。フランスで育ったトラン・アン・ユン監督の、「青いパパイヤの香り」は実際はフランスで撮影したらしいけれど、ベトナムの湿度みたいな空気感が伝わってきて、また昔フランスの植民地でもあったベトナム独特の暮らしやインテリアも素敵で楽しめる。
映画のシーンからいくつか。本当は豪華なセンスのよいインテリアをもっと多くみれます。
ここの隣はベトナム大使館と館舎で、ベトナム語が聞こえる環境は、不思議な感覚になり、言葉がわからないこともあって心地よい。時々窓の向こうで、子供たちが手を振ってくれる「おはよう」とか、わずかな日本語で。催しがある日は美しいアオザイを着た女性達が歩いていることもあって。すぐ隣は異国。
わたしは安い既製品のアオザイを持っているが、女性らしい機能的なきれいな民族衣装と思う。布の揺れも美しい。若い頃、過酷なベトナムの時代を描く映画をいくつか観て、現実を知ると同時に、現ホーチミンのサイゴン(この地名は美しい響きで好き)ハノイなど映像でみるベトナムの美しさに魅かれた。フランス植民地時代の歴史の名残りも所々にあって。つらい歴史はとても一言では難しいが、しかし特にドイモイからのベトナムの発展は逞しい。現実である、'光と影'。 残酷さを知って人はより美しいものを愛おしむのか。理不尽な気持ちにもなるけれどとにかく光の方をみるしかない。ベトナムの国花ではないかもしれないが、象徴的うつくしいベトナムの蓮の花
2011.7.23
佐野洋子さんの対談集 ー No.86「100万回生きたねこ」「おじさんのかさ」など大人になっても思い出すような名作、絵本やエッセイなど多く残し、2010年に亡くなられた作家の佐野洋子さんは大好きな作家さんの一人。最後の本は「人生のきほん」という対談集。「人生」とつくタイトルの本は普段はまず手に取らないけれど、これは大好きな佐野洋子さんが亡くなる少し前、ご病気のとき、西原理恵子さん、リリー・フランキーさん(リリーさんとの対談の後半は実現していない)との対談。帯の「生きることは、死ぬまでのひまつぶし」という言葉も、佐野洋子さんだと、気持ちよい説得力あり。あまりにおもしろく短時間で一気に読み切った。ライブで肉声を聞いているようで、かなり強烈でストレートな言葉や会話が、こんなに爽快なんて。。!すごい方々だなあ、と感動。心を開き、正直で真剣。佐野洋子さん、西原さん、リリーさん、3人とも大好きな私の中で '最高にいい大人'の代表 。表現は人それぞれ違うけれど、心の芯がまっすぐ誠実に生きている人がいい。嫌みや皮肉と、ユーモアはまったく違う。開き直りでもなく。生きるセンス?正直さには一見かっこ悪いことがあったとしても、賢くかっこいいと思う。本人が、賢いとかカッコいいとか、どうでもいいことに拘って生きていないから、カッコいいのかな。佐野洋子さん、生き抜いた人と尊敬しつつ、なぜ亡くなってしまうんだろうと悲しくなり、また開いてしまいそうな本。