
2023.5. 7
今年の桜
4月のこと父からもらった小さな鉢の桜も開花3年目
かわいらしい
5月で父は93歳
先月 腰を痛めしばらく寝たきりになったが今では外出できるまでに
強い生命力
2023.1.30
新たな一年と沢木耕太郎さんのラジオ
1月も終わり早い。少しずつ春に向かうこの時季は寒くても明るい気持ちになります。年1回の沢木耕太郎さんのラジオ MIDNAIGT EXPRESS はクリスマスイヴ0時から3時間、26年欠かさず聴いてきた。旅の話と音楽が心地よい時間。
沢木さんのとくに最後の言葉から、次の年の大切な指標がみえてくる。今年も変わらず。
12月のこの番組内でふれた沢木さんの新書「天路の旅人」は、戦中に密偵から旅を続けた人の実話。
' 希有な旅人 純度の高い旅 ' と沢木さんは語った。
純度、なかなか感じなくなった言葉。今まだ途中だが、読み進めるのが楽しみ。きっといつものようにこの旅にぐいぐい引き込まれていくだろう。そして大切なことが見えてくるはず。
今ここにあるすべてに感謝し今年も新たな出会い再会を楽しみにしています。皆さま健やかでありますように。そして
2023年がどうか平和でありますように。
2022.11.14
instagram note も更新しています
また instagram も時々更新しています。
若い頃のように旅に出る数も減り、活発に行動していませんが、
2017,2018年頃から、新たな出会いが増えました。ここ数年の時代の変化の中で会いたい人と会えない日々が続く一方で、新たなすてきな縁が自然につながっています。多くの感動もありました。
正直 気持ちが落ち着かないせいか、このブログの更新は滞ってしまいました。
ただ今また、数年前に遡って、そして今のことを再び、少しずつこのブログの更新を再開したいと思っています。
別に、また、noteインテリアの仕事の経験や考えなどを具体的に書き始めました。noteは続くか微妙ですが。それぞれゆっくり更新中併せてご覧いただければ幸いです。instagram ↓https://www.instagram.com/miki_kawano_tateno/note ↓https://note.com/sakuranoki
2022.9. 5
シャルロット・ペリアンの友人 堂本尚郎さんとの出会い
そして イサムノグチ
シャルロット・ペリアン最後の来日イベントが、カッシーナジャパン時代に数千件は担当したイベント企画の、最初の仕事。1988年のこと。(その時のことは以前に書いています)
そして、それを機に、シャルロット・ペリアンとパリ時代からご友人だった、画家の堂本尚郎さんには、大変お世話になった。ペリアンの上記の来日イベントにもご協力いただいた。
堂本さんは、フランスでも多くの勲章など、日本でも紫綬褒章や文化功労賞など多く受賞された画家。パリ時代には、イサムノグチはじめ多くの一流のアーティストと親交あり、経歴はここに書ききれないすごい方だが、
堂本さんの晩年には、携帯telかかってきてたわいもない話をしたり、ランチしたり(堂本さんご自分で運転して来られた)、お友達のように接していただいた。気さくで素敵な方だった。
堂本尚郎さんは画家としてパリに数十年。日本で多くの日本画家が描いてきた、'風神雷神'
その抽象画を、若い堂本先生はパリ時代に描き、2枚一組の作品なんだけれど、うち1枚を帰国する資金に充てるために、ファンだったパリの倉庫管理の方に買い取っていただいたと。
後に、その方がその絵を返してくださった、という話を堂本さんから聞いた。苦労話なのに楽しそうにお話しされた。
この作品を、数十年後に、2枚ふたたび並んだ作品を、TV放映特番で観ることができた。
前回書いたように、クリエイターでも会社員でもどんな職業でも若くても、わたしが尊敬できる方々に共通しているのは、オープンマインド であること。誰に対しても変わらないこと。
仕事においては孤独を知り強い意思をもってプロ意識が高いこと、才能の前にベースに備わってる人間性。
そして、表現するものや作品を通じその人の魂に触れると、多くの苦悩、極限の苦悩や悲しみもあったに違いないが、
人のせいにせず、どんな時も自分の力で突き進んだだろう、強い力を感じる、
真摯なモノには衰え消えることのない生命の力がみえる。もうそこにその人はいないとしても宿り遺る。
私が2007年に長い仕事を辞め結婚したが、組織の政治や人事や多忙な、また理不尽な多くに疲れ切って、大学で日本画の基礎を数年学んだが、そんなど素人の私に、堂本さんは、自分の作品をアトリエまで見にきなさい、と何度も何度もtelくださった。自分は何度か倒れてるんだよとも。
私は、緊張して無理、と伝えると、堂本さんは、緊張して倒れてもいいから、来なさい、とおっしゃってくださった。
そんなあたたかい心を、ほんとうにありがとうございます。その思い、堂本さんの笑い声、忘れることはない。
(上記の写真はFIGAROから引用)
亡くなった後も、シャルロット・ペリアンとの親交は、近年でもみられました。
一つに、パリの美術館フォンダシオン ルイ・ヴィトンにて
2019年10月から2020年2月に開催された
「シャルロット・ペリアン:新たな世界への招待状」の大回顧展の会場に、ピカソやミロなどと共に、堂本さんの作品は友人であったイサムノグチの照明とペリアンのテーブルに合わせて展示された。
昔の作品でもモダン。本物の作品は魂は生き続ける。
シャルロット・ペリアン繋がりでの堂本尚郎さんとの素敵な出会いに心から感謝。
堂本尚郎さんご本人からいただいた本。サインを書いて。
2022.8.13
山下洋輔トリオ ライブ「美しい怒りの表現とは」
「山下洋輔トリオ 再乱入ライブ」 先月のことだが 配信で鑑賞by 村上春樹 presents
1969年に早大での演奏以来53年ぶりの再会で同じ曲だと驚くが
当時の動画と比較しても、衰えるどころか 迫力あり かっこいい演奏でした。
学生運動はリアルタイムでは知らず、浅間山荘しか記憶にないが、
昔からあの時代の 熱 には憧れがあり、
特にこの7月12日という日のタイミングもあったからか、心に響いた。年齢は関係ない。魂を売らない。そんな気負いもない。偉ぶらず純粋なまま真に知的な素敵な大人もたくさんいる。そう信じることができる。演奏に嘘がない。
アフタートークのこの並びも感動。大好きな菊地成孔さん、都築響一さん、村上春樹さん。
この「乱入ライブ」53年前の仕掛け人、田原総一朗さんの昔話も今聞いても、むしろ新鮮で、
そして、会場にいた人類学者の山極壽一さんから 山下洋輔さんへの質問
「美しい怒りの表現とは?」
とくに印象的でした。この 村上RADIOラジオ番組で以前、村上春樹さんがおっしゃってたすてきな言葉。「文学や音楽は役に立たないかもしれないが、人は、意識と心には、ズレがあり、社会にもある意識と心に隙間があり、
それを埋めるのが文学や音楽」