2021.4. 3
村上RADIOのライブ配信
2月14日に同時配信された、TokyoFM 村上RADIOで開催されたスペシャルライブがあまりにすばらしく、ここ数日は再びラジオのタイムフリーでも何度も聴いていますが
ジャズなボサノヴァな、とにかくすてきなライブで、
また、大好きな村上春樹さんの実在も確認できうれしかった。大西順子さん山下洋輔さんはじめ すてきなミュージシャン多数、熱い演奏に自然に体が踊り揺れる。美しい音楽はこんなにも心を軽くしてくれるものか。
村上春樹さんは大人気作家だけど、私にとっても大切な一人。若い頃からいつも側にある作家の一人。言葉がきれいで読後は何とも不思議な気持ちに。希望をくれる。今回のライブでは、すてきな村治佳織さんのギター演奏に、村上春樹さんご自身の朗読も見ることができた。若い時に出会いこうして今も、同じ時代に生きていてほんとうにしあわせ。
'ボサノヴァのリズムは心臓の鼓動と同じ'だと
小野リサさんの言葉も印象的だった。
豊かな時間ありがたい配信でした。
MURAKAMI JAM いけないボサノヴァ♪
2021.3. 8
1月はじめのこと
朝の青空、僅かな時間の朝ラン。
都心部でカラスが多い公園だがここでは、
平日の人が少ない時間はマスクを外し、
運動、楽器や歌や読書、自転車や犬の散歩や植物の手入れ、子供たちは元気に走り回って、みな気遣い合いながら自由に過ごしている。
7日には90の父が無事に手術を終え退院した。ペースメーカで若返って生還した父と2週間ぶりに会え、雑煮や鍋を囲み遅い正月をやり直した。
緊急事態宣言ニュースを観ながらも、
家族が笑顔で、年明け最良の日だった。
そして、目の当たりにした病院の緊迫した現場のすべて。この状況下通院が多くなっているが、医療従事者方々にはひたすら感謝ばかり。この古い形式のブログ、この日記をずっと見てくださっている方々がいらっしゃり、感謝の気持ちでいっぱいです。更新が遅れていますが、少しずつ少し前のことからまた更新します。色々ある時代ですが、わたしは2018年頃から実に大変多くの新たな出会いや感動がありました。時々さかのぼり追って書いていきたいと思います。2021年も、もうすぐ桜の開花。これからもよろしくお願いいたします。また、instagramやFacebook, 最近始めた noteも並行しています。note は最近始めたばかりインテリアの仕事の体験話を具体的に書いていきます。note
2020.12.29
ブローチと2020年の終わりに
昨年末に、ガラス作家のイイノナホさんの千駄ヶ谷のショップで買った、キラキラきれいなブローチ。今年は機会ないかなと思っていたが、数日前に友人が家に会いに来てくれて、部屋着だったけれど着けました。うれしい日でした。
秋に受けた小さな事故から骨折した手首は、(骨密度は100%超えているのに!)ほぼ治った。意外に楽しかった毎朝の通院。こんな時期でもここでは人が出入りし楽しい会話が聞こえてくるからだろう。そしてふとした偶然が重なり、仕事の依頼も舞い込む。縁の不思議。まさに怪我の功名。
25日には、90歳の父の体調悪化で大学病院へ、ほぼ脈がなく、医師看護婦さんたちが '走るわよ! ついて来て'と、緊急処置をしてくださった。父は、'もう十分生きたから心臓止まってもいい'とか言いましたが、昨日が本手術、無事成功しました。退院までしばらく面会できませんが、昨日僅かな時間、元気な父と会うことができました。
そしてこの時期 忙しく動き回る病院で働く人たちを連日 目の当たりにし、驚き感動ばかり。尊敬する。
今年は思うように人と会えない上、ドタバタな一年。でも多くの人に助けていただきました。辛い状況にも喜びや幸せ感はあるもの。
感謝し、きらきら光の方向をみて新しい年を迎えたいと思います。
2020.12.16
トーベヤンソン Tove Jansson
今年の初め1月にNHKで見た番組での トーベヤンソン。
ムーミンで有名な大好きな作家の一人。
30年過ごしたクルーヴハル島の家に、最後に訪れた時の写真が映った。70歳過ぎて海が怖くなったからと、大好きな島を離れたというトーベ、
センスの良い小さな家の窓から、愛したバルト海を見ているのがわかります。
切ないけれど、すてきで印象に残る写真。
苦しみを乗り越え、媚びず、心優しく、
こんな生き方ができたら、どんなにいいだろう。
大切な言葉をたくさん遺してくれた、知的で、今もこれからもずっと魂は生き続ける