2021.10. 4
水色
ベンジーが創った Blankey Jet City 時代の「水色」という曲'思い出は雪だから
すきとおった水に帰ってゆくだけ'ベンジー 浅井健一 さんの好きな曲はたくさんあるけれど、若い頃から今もずっと、どうしてこんな美しい詩が出てくるのか。激しい曲も静かな曲も奏でるギターもすべてが繊細で美しい。ずっと変わらない真っ直ぐな瞳は美しい心。少年のまま成熟している。どうしたらこんな美しい魂のままひたむきに生きすてきでいられるだろうかと浅井健一さんをみていて思う。何かで最近、AJICOでバンド再結成したUAさんが、ベンジーの創る曲を、オーセンティックで、イノセント、と言っていたけれど、その言葉がぴったり。楽曲も美しいが、詩の世界も独特で、素直な言葉や文の流れのセンス、また描く絵の純粋さに、心打たれる。心を掴んで離さない。何十年と多くのファンが大人になってもベンジーやブランキーを語り続ける気持ちがよくわかる。
苦境に立つとき、これがあれば生きていける、この人がいれば、というものがいくつかあり、ベンジーも大きなその一人。また生きていける。映画や本や、そして音楽は、仕事で使うものも日常聴くものもすべて、実に多くの局面で救ってくれた。音楽の専門的な知識は浅い分、幅広く自由に楽しむことができるのもしあわせ。少し前に、昔から大好きな酒井駒子さんの画集を買った。大好きな本屋さんFrobergue フローベルグ さんから。そういえば昔、浅井健一さんの雑誌の特集号に、酒井駒子さんがベンジーを、ブランキージェットシティを語っていて、'天才だ'、と結んでいた、すてきな文で、大ファンというのが意外だったが、かわいらしい絵を描く酒井駒子さんの違う一面を知りなるほどと思い、さらに好きになった。好きな人たちはつながっている。同じ時代に生きててよかった。
2021.9.10
月と金星やっと晴れて、久しぶりにきれいな月が見えてうれしい。金星が並んで見えるはずだがどこだろう。宇宙の神秘。
2021.9. 8
寝る前の読書寝る前の読書は習慣この本は 各地を走ってきたことだけが書いてあるけどとてもおもしろいまた ラジオも先週末 村上RADIOは村上春樹作品に出てくる音楽特集朗読もあり特に楽しかった最後の言葉も政治的な発言なのに抜群のセンスでさすが村上春樹さんの言葉の流れは気持ちよく最後に希望を他者への愛情を感じるもっともらしいことを言う人とは大きくちがう。
2021.8.24
AJICO 再結成は最高にうれしい
20年ぶり復活したAJICO とてもうれしい出来事の一つ。21年目に入り一昨日にはフジロックF.のライブ配信があり家で鑑賞できました。すばらしい気持ちよい愛溢れる美しいライブでした。
昔から大好きな4人のミュージシャンUAさん 同世代でブランキージェットシティから大好きなベンジーTOKIEさん椎名さん。
20年前のわたしは独身で、多忙な仕事で、大好きな旅が嫌いになるくらい国内外 旅が多く移動ばかりで、よくAJICOを聴いていたので、
当時 背負っていた重責の苦しみや喜び、美しい景色や出会った人たち、旅のあれこれ思い出しながら、
新曲も AJICOさらに強くかっこよく、私も若返った気分で繰り返し踊りながら聴いています。
音楽の 知識は浅いので 幅広く自由に聴き、心が感じるまま 楽しむことができてしあわせ。
涙が止まりまた直感を信じることができる。
ひたむきな音楽の力は大きいなと 今 あらためて思っています。
生活に音楽は大切と思います。時に静寂も必要だけど、そのオンオフが両方あって人生さらに味わい深いものになるかと。わたしはインテリアの仕事で、若い頃から経営に関わる後半もずっと兼務だった、-それは責務としてやらざるを得なかった-VMD,MDやイベントなど企画の仕事で、長く仕事でも音楽を使ってきました。仕事での音楽に関しては自分なりの考え方、拘りがあり、インテリアと音楽、それについて次回少し書きたいと思います。20年、さらに30年前、インテリアの仕事を始めた、あの一つの時代に真剣に取り組んできたこと、当時の情熱を忘れないうちに。
2021.8.11
正岡まどか さんの妹さんとの出会い
前回に投稿したうち、有名な演劇舞台『上海バンスキング』への長年の思い入れをinstagramに投稿した際、
繋がっている海外在住の方から、メッセージをいただいた。それは、『上海バンスキング』の主役、マドンナまどか。
'正岡まどか は、私の姉なんです'
と。
驚きました。
実在で実話を元に、と知っていましたが、
昭和11年に上海に渡った、ジャズシンガー、舞台では女優の吉田日出子さんが演じました。大好きな女優です。そしてその、私がSNSを通じ知人の、妹さんは、
『上海バンスキング』のBUNKAMURAでの再演の時、舞台をお手伝いされたと。色々なことがシンクロして、人の出会いとは実に不思議でおもしろいものだなと、こんな時代に改めて実感しました。