
2022.5.14
ミモザの季節に開催 Chuzo 竹のクラフト展 2
3月に、Chuzo イベントを開催いただいた直後に建物は4月に解体が始った。移転しここはマンションになる。設計事務所が運営し、古い一軒家をいい感じにセンスよく改築してあり、目の前が代々木公園で、裏庭は小田急線の線路で、都心部とは思えない穏やかな明るい気が流れ、ファン多い風通しの良い気持ち良いところだったのに。特に東京はあまりに早く壊し変わっていく。人の心を優先してくれない。
開催時に満開だった大きなミモザの木は ある女優さんが買ったが別荘まで運べないため、先週 切って分けてくださった。車トランクいっぱい。枝を実家の庭に挿木した。
イベントでは制約ある状況下でも、昔の仕事仲間や友人も含めて多数来てくださり、また気にかけてくださり感謝。40年ぶりの再会まであり、皆が楽しそうで笑顔を感じ、
企画からご協力いただいたクリエイター若いチームはとても誠実で、
短期間にたくさんの人とリアルに会い、明るく豊かな時間を過ごすことができました。
挿木が無事に根付き、この建物での思い出が、来年は花となり咲くことを願います。![]()
2022.4.12
父の梅
3月3日に撮った写真ピンボケしたが
ほぼすべて開花した日
父からもらった小さな梅の鉢
今年も無事に咲き91歳の父も元気
2022.3.10
3月5日の月久しぶりに窓から月が見えた我が家の老桜今年もきれいに開花しますように
そしてもうすぐイベント開催です。こんな状況でも自然に繋がる人とのご縁。
楽しみです。
詳細は追って。
2022.1.15
今年もよろしくお願いします
いつも通る道から今年最初にみた 細い月
昨日帰り道 ビルの合間に大きく広がる夕色。美しい空でした。昨年は、新たな出会いや発見が多く以外に忙しい年でした。何より、両親が元気で年を越すことができうれしい思い。今年はまた一つ新しいプロジェクトが始まります。自分のペースで楽しく進みます。引き続きよろしくお願いいたします。
2021.11.30
Charlotte Perriand シャルロット・ペリアンの縁 2
前回から続きます。これからも次世代に見てほしいすてきな本。イタリアとの合弁会社だった創業者の時代のカッシーナCassinaJapanにはよく知らないで入った。もともと隣にあった別の会社に転職したくて、インテリアの勉強をしていた時に先輩から、ついでに受けたら、と言われたのがカッシーナ。欲がなかったからか、図面と見積など実技まで長い難しい試験だったが、運よくトップで受かった。たまたま勉強していたタイミングと合った内容だったし、はいじめて見るカタログブックで、新鮮な目で選び取ることができたからか。そして、いくつか兼務をした大仕事が企画で、特に、VMD,MD、チーフコーディネーターという、(当時は長い肩書きが多かった時代だったが) 自分だけの職務を持ったことは大変うれしかった。その分、非常に厳しかったが。その最初に担当したイベントが、前回書いた、1988年シャルロット・ペリアン最後の来日の展示会。(この来日イベントの写真などは過去に何度かアップしています)そして、その20年後 Cassina Japanで最後のイベントの仕事も、シャルロット・ペリアン展。娘のペルネット・ペリアン Pernette Perriand さんと S.ペリアンに関する書籍を出した映画製作監督のご主人が来日。娘ペルネットさんも朗らかでとてもオープンな方で、わたしが1988年の母シャルロット・ペリアンの来日イベントの写真を見せるととても喜んでくださり、そのアルバムにメッセージを書いてくださった。シャルロット・ペリアンに生前最後の来日イベントを担当し、その20年後に、娘に伝えることができるなんて、感動的だった。ペルネットさんの右にいるのが私。わたしの家にはペリアンの家具が一番多い。写真はLC2。そしてペルネットさんご主人がペリアンに関しまとめ書いた書籍。すばらしい内容。ペルネットさんが本に書いてくださった。うれしかった。下は引用写真。わたしがCassina Japanで仕事を始めた頃はまだ、発泡ウレタンだった。まだ座面クッションは、羽毛フェザーで、ふわふわでした。この写真ほどではないが、オリジナルに近く、座るとしゅーっと沈み、ペシャンコになる。80年代の日本人の感覚では、小さな自然な革のシボも傷としてクレームになった時代だし、イタリア本国で改良を重ね、成形ウレタンの構造と実用的に変化しました。商品としては仕方のないことですが、オリジナルや古い写真を見るたび、美しいなと思ってしまいます。