SAKURANOKI は代々木公園 近くのオフィス。
長くインテリアビジネスに関わりみてきた多くの中から、ここでは暮らしに心地よいものや情報などご紹介しています。

2022.5.14

ミモザの季節に開催 Chuzo 竹のクラフト展 2





3月に、Chuzo イベントを開催いただいた直後に建物は4月に解体が始った。移転しここはマンションになる。

設計事務所が運営し、古い一軒家をいい感じにセンスよく改築してあり、
目の前が代々木公園で、裏庭は小田急線の線路で、都心部とは思えない穏やかな明るい気が流れ、ファン多い風通しの良い気持ち良いところだったのに。
特に東京はあまりに早く壊し変わっていく。人の心を優先してくれない。


278006893_4764293473680320_7257207374817251196_n.jpgのサムネール画像

278004889_4764293297013671_3817178612714589563_n.jpgのサムネール画像

277255738_4736039259839075_8859775158927344450_n.jpgのサムネール画像

開催時に満開だった大きなミモザの木は ある女優さんが買ったが別荘まで運べないため、先週 切って分けてくださった。車トランクいっぱい。枝を実家の庭に挿木した。
イベントでは制約ある状況下でも、昔の仕事仲間や友人も含めて多数来てくださり、また気にかけてくださり感謝。40年ぶりの再会まであり、皆が楽しそうで笑顔を感じ、
企画からご協力いただいたクリエイター若いチームはとても誠実で、
短期間にたくさんの人とリアルに会い、明るく豊かな時間を過ごすことができました。
挿木が無事に根付き、この建物での思い出が、来年は花となり咲くことを願います。

278005817_4764293310347003_2985413218956224419_n.jpgのサムネール画像 277761718_4764293477013653_1620914990276295164_n.jpgのサムネール画像





2022.4.12

父の梅



3月3日に撮った写真 

ピンボケしたが 
ほぼすべて開花した日
父からもらった小さな梅の鉢
今年も無事に咲き
91歳の父も元気

275768304_4704749426301392_217192128181550806_n.jpgのサムネール画像






2022.3.10

3月5日の月



久しぶりに窓から月が見えた
我が家の老桜
今年もきれいに開花しますように

274744735_4684248648351470_3014696514123485387_n.jpgのサムネール画像

そしてもうすぐイベント開催です。こんな状況でも自然に繋がる人とのご縁。
楽しみです。
詳細は追って。




2022.1.15

今年もよろしくお願いします




いつも通る道から
今年最初にみた 細い月

昨日帰り道 ビルの合間に大きく広がる夕色。美しい空でした。

271198835_4486637628112574_4668641461414627128_n.jpgのサムネール画像


昨年は、新たな出会いや発見が多く以外に忙しい年でした。
何より、両親が元気で年を越すことができうれしい思い。

今年はまた一つ新しいプロジェクトが始まります。
自分のペースで楽しく進みます。

引き続きよろしくお願いいたします。




2021.11.30

Charlotte Perriand シャルロット・ペリアンの縁 2





前回から続きます。これからも次世代に見てほしいすてきな本。

picture_pc_9523d68b561f44af8db4a1d292c890de.jpgのサムネール画像



イタリアとの合弁会社だった創業者の時代のカッシーナCassinaJapanにはよく知らないで入った。もともと隣にあった別の会社に転職したくて、インテリアの勉強をしていた時に先輩から、ついでに受けたら、と言われたのがカッシーナ。

欲がなかったからか、図面と見積など実技まで長い難しい試験だったが、運よくトップで受かった。たまたま勉強していたタイミングと合った内容だったし、はいじめて見るカタログブックで、新鮮な目で選び取ることができたからか。

そして、いくつか兼務をした大仕事が企画で、特に、VMD,MD、チーフコーディネーターという、(当時は長い肩書きが多かった時代だったが) 自分だけの職務を持ったことは大変うれしかった。その分、非常に厳しかったが。

その最初に担当したイベントが、前回書いた、1988年シャルロット・ペリアン最後の来日の展示会。

(この来日イベントの写真などは過去に何度かアップしています)


そして、その20年後 Cassina Japanで最後のイベントの仕事も、シャルロット・ペリアン展。娘のペルネット・ペリアン Pernette Perriand さんと S.ペリアンに関する書籍を出した映画製作監督のご主人が来日

娘ペルネットさんも朗らかでとてもオープンな方で、わたしが1988年の母シャルロット・ペリアンの来日イベントの写真を見せるととても喜んでくださり、そのアルバムにメッセージを書いてくださった。

シャルロット・ペリアンに生前最後の来日イベントを担当し、その20年後に、娘に伝えることができるなんて、感動的だった。

picture_pc_56c4ffb0d4b71a005b91cb635ab048dc.jpegのサムネール画像

ペルネットさんの右にいるのが私。


わたしの家にはペリアンの家具が一番多い。写真はLC2。そしてペルネットさんご主人がペリアンに関しまとめ書いた書籍。すばらしい内容。

picture_pc_7532f5d7f7562da8af291788b971a555.jpgのサムネール画像

ペルネットさんが本に書いてくださった。うれしかった。

picture_pc_93fd5de1d470980c67e54146f94d6200.jpegのサムネール画像


下は引用写真。
わたしがCassina Japanで仕事を始めた頃はまだ、発泡ウレタンだった。まだ座面クッションは、羽毛フェザーで、ふわふわでした。この写真ほどではないが、オリジナルに近く、座るとしゅーっと沈み、ペシャンコになる。

picture_pc_db7edb98f4d56d3111e64c33137da1dc.jpgのサムネール画像


80年代の日本人の感覚では、小さな自然な革のシボも傷としてクレームになった時代だし、イタリア本国で改良を重ね、成形ウレタンの構造と実用的に変化しました。商品としては仕方のないことですが、オリジナルや古い写真を見るたび、美しいなと思ってしまいます。





前の5件1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11