2021.7.18
レモネードと みかんジュースで
昨晩 友人が仕事帰り会いに来てくれた。みかんジュースとレモネードで乾杯。わずか1時間、でも特別な時間だった。
お互い何かと落ち着かない忙しない日々。
帰り道、梅雨明けした空に きれいな半月を見ながら、久しぶりにゆっくり歩いた。
2021.7. 4
向田邦子さん 没後40年イベント 2今年の初めに開催されていた青山での向田邦子さんのイベントと重なって、たまたま 沢木耕太郎さんの「作家との遭遇」を読んでいたら、向田邦子さんに関する文章があった。 タイトルは '記憶を読む職人''ユーモアのかげに多くの死がちりばめられていた' とか、好きな作家の好きな作家論、とてもおもしろかった。自分も今の歳だから解る楽しみもたくさんあるものだ。若いころは 好きな人の情報を必死に探し周り 本や紙で保存し、色々想像したもの。向田さんの情報も見つけると大切に持っていた。今では簡単によく見る、この写真はそのひとつ。フジタのリト、革のソファや椅子、器や料理...暮らし方まで等身大の本物の貫禄、使う言葉と同じで 媚びず嘘やブレもなくみえて、とても憧れた。そして女として人を心から愛したことがあるんだなとわかる愛する苦悩を知っているんだなと。なろうと思ってなれる知性や魅力ではないと。全てが想像だけど、インテリアがすてきとか薄っぺらいものでなく生活してる様子は生き方そのまま、潔く、嘘がない。
2021.6.17
向田邦子 没後40年イベント 11月のことになるけれど。青山スパイラルで '向田邦子没後40年特別イベント「いま、風が吹いている」'が開催された。構成も内容も、また暮らした青山という地で、とてもすてきでした。向田邦子さんのことは、子供の頃 TVドラマから知り、その後本を読んだり写真を見たり、文章はもちろん、ファッションや家やインテリア、料理や生活の様子、洗練されセンスよく使いこなすすべてに憧れた。私の中ではずっと生き続けている人。翳りのような魅力にも憧れた。何年も前にここに書いたけれど、向田さんで特に冬に思い出すのは、本「夜中の薔薇」一つのエッセイ「手袋をさがす」の中の、向田邦子さんらしい好きな一節。「22歳の時だったと思いますが、私はひと冬を手袋なしですごしたことがあります。気に入らないものをはめるくらいなら、はめないほうが気持ちがいい、と考えていたようです。」
2021.5.27
ゴルフのこと
先月4月12日のことになるが、早朝から号泣した。うれしくて。
松山英樹さん、マスターズ初優勝!アジア人初
29歳の精神力に感動しました。美しい姿でした。
わたしがゴルフを始めたは20歳の時。若い頃は友人とよくいろいろなところへ練習に、旅先、海外でもゴルフをしたり楽しんだ。
その後仕事中心の生活が約20年、その長いブランクを経て再び数年前からレッスンに。上達するといいのだけど。
ふたたび友人たちと皆でコースに行ける日を願って。
2021.4. 3
春の歌のように
2018年4月に書いたもの父が倒れてから無事退院し落ち着いたころのもの。そして、2021年春、昨年末ふたたび手術し生還した父は、今日も元気に生きている。桜が多い土地で育った私たち家族にとって、一緒に桜を見ることは大切なこと。今年の桜は特別、その花々の力を感じました。
多くの感情を、
多くの美しい思いを感じました。
しあわせなのでしょう。
苦しみや悲しみの中で、実感しました。
美しい歌を聴くように、美しい詩を読むように、
桜の花の顔は微笑みかけて
わたしを励ましてくれました。2018年4月。