2017.8.21
8月19日 Jane Birkin のコンサートとアマプロジェクト ー No.459
デニムにスニーカーバスケットまたは高価なバッグ、何を真似てもJane Birkinに近づくことなどできない。ジェーンはすべてがジェーンそのもの。
すばらしいコンサートでした。涙が出ました。おそらくそこにいた多くの大人が。ジェーンバーキンのコンサートは来日は毎回、ピアニスト音楽家の中島ノブユキさんとの共演を観たのは2011年以来。
8月19日、東京は夕刻から急速に激しい雷雨に天候が荒れた。しかも車は故障。やっと捕まえたタクシーで会場へ移動した。
ジェーンの楽屋では、あの雷を「きっとこの公演を祝福しているんだね」「セルジュ(ゲインズブール)が、今からそっちへ行くよ!」と言っているよう、とか話していたとか。
夏休みの旅の疲れの後、さっそく東京の夜。観たものがあまりに大きくて、疲れも、自分の周りの小さなすべて吹っ飛んでしまった。
元気に戻ってきてくれたJane、Janeのセンスとぴったりな中島ノブユキさんのピアノ!『日仏交流コンサート JANE BIRKIN - Gainsbourg The Symphonic』編曲ピアノ/中島ノブユキさん、東京フィルハーモニー交響楽団 指揮/栗田博文@オーチャードホール(写真は同ツアーの引用で、8.19公演のものではありません)Janeの娘ルーが描いたTシャツ最後の1枚をゲットくださったnanacoさんに感謝 !そして、Janeのコンサート会場で買ったTシャツは「amaプロジェクト」のもの。Janeは311直後に福島に駆けつけライブや支援を。続いているamaプロジェクトとの活動。ama project はファッションジャーナリストの村上香住子さん臨床心理士の西前律子さん海外支援活動の北原聡子さんが立ち上げたプロジェクトで「ama」は、'海女'にラテン語「愛」の掛言葉。被災地の方々の手作りのTシャツやブレスレットやバッグなど販売されている。買うことでささやかでも支援ができる。例えばブレスレットの一つ、希望を表すグリーンと情熱を表す日本の赤の組み合わせなど、心がこもったものばかり。アマプロジェクト ↓震災直後 福島に駆けつけたJane中島ノブユキさんとの公演は2011年秋以来。Janeは2011年被災地でのライブで中島ノブユキさんと出会った。自分に都合の悪いことは人のせいにしたり、奪ったり落としたり、中傷や誹謗を広めたり、自慢したり、多い現実で、才能あり有名で忙しいのに、自分の家族を失い病気や困難な時でさえ、世界中のあらゆる状況にある見知らぬ人たちのために、動き生きることができるとは、なんでこんな風になれるのか、Janeはなぜこんな心を持てるのか。この最後の1枚のTシャツ、娘ルーが描いた「手」が、着るとわたしのハートにそっと触れる。
2017.8.20
旅の記憶 ー No.458
2017.8.10
chisaki の帽子 ー No.457苣木紀子さんの chisaki の帽子を2つ持って行きます、夏の旅に。写真の NIUM は軽い繊細な素材で世界中で編める人がいなくなった希少なブンタールにデザイナー紀子さんの細やかな手仕事。淡いローズピンク色の帽子ともう一つ折りたたみ帽子にこの夏、運命の出合い。同じトーン好きなグレイッシュ色のソファの上 ソファは大切なVico Magstretti の Chesterfield仕事柄いくつか所有するソファの一つ。そして 大好きな女性たちと chisaki の帽子はお揃いになり、うれしい。独立して仕事を持ち、群れない、かっこいい女性たち。紀子さんは(私もファンの)探検家の石川直樹さんに憧れ登山もする美しい人。旅や自然を愛する心が帽子一つ一つに宿っているよう。すてきです。chisaki 公式
2017.8. 8
虹 ー No.456とても大きな虹 double rainbowなんでもない帰路でのすてきな出会い。旅まであと数日 都心の路地でもしあわせなひと時。
2017.8. 1
Sam Shepard ー No.455そしてほぼ同日 サム・シェパードも亡くなってしまった。わたしは有名な映画「Paris,Texasパリ、テキサス」で知った。ヴィム・ベンダースとのことや、いくつかの映画や脚本の作品や、女優のジェシカ・ラングとの農場の生活や、ジェシカ・ラングとのすてきな生活、映画作りなど多くを想像し憧れた。世の中は有名になって派手な暮らしに変わっていくセレブの中で、雑誌などからみる写真だけでもその生き方にもひきつけられた。ジェシカラングも大好きな女優。美しい写真。愛し合う人たちは美しい。世界中で多くの人が悲しみ、すてきな暮らし方も、作品と同じように語り継がれるのだろう。R.I.P.