
2017.6. 2
CALLAS ライブの夜 ー No.445音楽はわたしの暮らしで大切な一つ。ジャンル問わずクラシックからロックまですべて幅広く心地いいものを聴く。先週末は、CALLASでライブ。ここは富ヶ谷交差点にある一軒家の不思議なBar&Cafe。昼間はヴァイオリンの工房ショップ。わたしの暮らす街にある大人が集まるすてきな所。大人が集まるやさしい場所が戻ってくるとうれしい。![]()
インテリアというものには、音、または静寂、その人にとっての幸せな音(または無音)がそばにあることも含まれると大切と思ってきた。テラスの桜の木の向こうに見える三日月
2017.5.30
氷室友里さんのハンカチ POP UP SHOP ー No.444テキスタイルデザイナーの氷室友里さんのイベント「氷室友里のハンカチ POP UP SHOP」CASE GALLERYでありました。美しい花々 FLOWERS のデザイン、会場を包み込むブーケのような何100枚ものインスタレーションも斬新でした。若いクリエイターたちの力が結集した清々しい企画展でした。氷室友里さんプロフィール多摩美術大学大学院テキスタイルデザイン領域修了 フィンランドのアアルト大学でジャガード織を学ぶ 2017年ミラノサローネサテリテ出展 企業へデザイン提供、商業施設のアートワーク、様々な開発で国際的に活動
会場構成:Hamanishi DESIGN 濱西邦和 Kunikazu Hamanishi
会場:CASE GALLERY 渋谷区元代々木町55-6 Tel/03-5452-3171
母の日に贈るサプライズ- 会場に設置されたポストから カードなど手作り同封し郵送もできます
2017.5.25
ミュシャ展 -スラヴ叙事詩- ー No.443ミュシャ展 -スラヴ叙事詩- 20連作 圧倒され涙が出ました。遠い国の遠い歴史だけでなく、軽蔑や屈辱や誹謗中傷は自分の身近でも起こり絶えずその小さな優位の圧力それらは世界へつながっていく悲しみ。大きな支配の苦悩から独立した少数派のスラヴ民族の喜びと栄光、壁面いっぱいの絵画から光を感じて救われる思いになった。多くの人は大きな声に流され逃げていく。美しいものに感動しながら傷つける人間の不思議。悲しく美しい。困難でも人は生きていこうとすると知る。パリで成功したアールヌーボーの有名な画家、という無知なところからこの壮大な連作を観て感動はより大きなものになった。今、この時に、観ることができてよかった。
2017.5.21
インテリアというもの ー No.442
インテリアの仕事に何十年も集中してきたけれど、それは経済と夢を向上するため、だと信じていたから。大きな災害が起こってから何をしてきたのかわからなくなった。多くの人がそうであるように。どこに居ても、そこに暮らす人が少しでも快適になるものでなければいけないと思う。ただこれはインテリアの仕事を始めた頃から知っていた。使う暮らす人のものであること。商材としてのインテリア、飾り立てたインテリアよりも、普通の暮らしははるかに尊い。
例えばこの1枚。これは90年にミラノのデパドヴァDePadova邸の、大きなリビングダイニングルームからつながった1室。すべてがすばらしかったが、ここに入った驚きは特に大きかった。この瞬間たくさんのことを得た。それはインテリアだけでなく、空間や光、そこの空気ととらえ方、そこに居る人との関わり方、日々の暮らし方、またそれ以上の大きな目に見えない大きなもの。それらは、ずっとわたしの中で生き続けている。長いインテリアの仕事でとても多くの家を見ることができた。実際暮らす人の家から、ほんとうの、上質なセンスを教えていただくことが多かった。そこに流れるものは偉そうでなく慎ましい。高級や上質は値段ではなく心にあるもの。それらしく見えるもの、最もらしく聞こえるもの、で短期のお金儲けに流れてしまう時代、人の競争や争いは政治だけでなくずっと私の隣にもあり、それは絶えない。インテリアが再び暮らしとして夢として人に寄り添い真に成熟した文化になるよう願う。