SAKURANOKI は代々木公園 近くのオフィス。
長くインテリアビジネスに関わりみてきた多くの中から、ここでは暮らしに心地よいものや情報などご紹介しています。

2018.2. 2

80年代のアルバム   ー No.475



Cassina Italy の80年代のアルバム。当時はこのようなコーディネートの写真は希少でした。

このアルバムは刺激を受け、仕事の多くの場面で参考にしました。

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今でもありがたいことにインテリア好きの方々からご連絡をいただいたり、語り合ったり、教えていただいたり、楽しい時間をいただいています。

過去と今は時空を超えて人の想いは繋がっているのだなと感謝しています。

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例えばこの写真のソファはVico Magstretti ヴィコ・マジストレッティのVeranda
1人掛けは、リクライニングで、フットレストは内側にたたみ入れることができる、
3人掛けは、左右のシートが動き角度を変えることができ、ベースはサイドテーブルとして使える、
美しいデザインで発売と同時に大人気でした。


特に、Vico Magistretti マジストレッティは、
わたしは物件を担当し、日本とミラノで何度かお会いし、思い出多く、大好きな建築家デザイナー、
だから、
わたしの家も、マジストレッティの家具が一番多いのです。



2018.1.28

Cassina Japan の入社試験のカタログ  ー No.474



前回から続きです。

Cassina Japan というインテリアの会社に1987年秋に転職しました。
当時は日本にもインテリアコーディネーターという職業が出来た頃。不動産会社が不動産の付加価値を仕掛けた一つだったかと思いますが、

衣食より遅れていた住空間、インテリアというものに、きらきらと大きな夢を感じていました。

同時に、2,3年くらい美しいものに触れてみて辞めようと、気楽に考えていました。

特に、イタリアモダンは日本ではよく知られていなかった時代、
初めて見る家具やプロダクトのその美しさに魅了されました。

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Cassina入社試験は、筆記の他に、インテリアコーディネート力を試されるもので

写真のカタログが配布され、大きなリビングダイニングルームの平面図に、300万予算で、家具を選びレイアウト図を描き、
見積書を作成し、
それらを持って、経営陣にプレゼンテーションする面接でした。



私だけ何の予習もしていなかったので、その場の勘、インテリアスクールで学んだわずかなすべてに頼るのみ、
でも、トップで受かりました。

たまたま図面も見積もりもうまくいったのです。
縁だったのだと思いますが、
その時の自信はないのに受かる確信のような強く不思議な気持ちだったことをよく覚えています。


Cassina Japanでの、ショールームの物販と、
レイアウトからイベントや営業物件のあらゆるコーディネートのVMD仕事、
そして、MDの仕事も兼務になりました。


そして、そこから、
入社して研修中の3日目から、
ヴィコマジストレッティが日本で設計した唯一の住宅、谷本邸の物件、
最初のイベント、シャルリット・ペリアン来日、続くフランク・ロイド・ライトの復刻新作発表のイベントなどの、
会場作りやVMDの仕事などにつながっていきます。


何もなかった私に、突然大きな仕事がいくつも入ってきた、
天国のような地獄のような日がその後何十年も続きます。

小さな世界での、大きな、たくさんの美しいもの、人との出会い。


2018.1.16

Cassina カッシーナとの出会い ー No.473



もう30年も前のことになります。80年代後半好景気の頂点の時代わたしは大手不動産会社から小さな家具インテリアの会社に転職しました。
イタリアの「Cassinaカッシーナ」の日本法人、まだイタリア本国と合弁会社でした。

不思議な出会いでした。
わたしは別の会社に入りたくて選んでおり、たまたまインテリア学校の先輩から、'その隣にCassinaというオフィスがあるよ'と言われので、ついでに受けただけでした。

軽い気持ちで何となく受けて決まったそこでの多くが
小さな私の人生の大きな転機となり
その後場所や人多くの縁に繋がっていきます。

そしてわたしは売ることだけでなく、営業企画としてのMD商品開発や選定やVMDレイアウトや、アートやイベントなど
時代の変化の過渡期に、また会社の成長の過程に、
実に多くの様々な経験を
新規部門やプロジェクトの立ち上げなどもしました。

後半は上場の準備から経営に関わりました。その頃は、仕事の9割は人事というくらい、取引先やお客様だけでなく内部の人まで「人間」の管理は、苦労しました。

日本ではまだ新しい「インテリア」という仕事に於いて、天国と地獄のような経験の後に残ったものは、
得た多くの喜びと、よい人たちとの出会い。


80年代後半はまだ海外のモダンなインテリアは日本に少なく、Cassinaは見たことないものばかり、強烈にかっこよかった。

コルビジェすら一般には知られておらず、Cassinaは'変わってる家具が置いてある変なところ'と言われた時代。

だからこそ、そこに集まってくる人も魅力的でした。

夢や可能性があり、商品は商材ではなく魂があり、ビジネスもまだ誠実で情熱があった時代でした。



続けて、少しずつ、インテリア業界での経験の一部を書いていきます。



2018.1.14

2018年       ー No.472



昨年は新たな出会いが多い1年、不思議なうれしい年でした。

とくにインテリアのこと
好きな方々と色々な思いを共有させていただき感謝しています。
ありがとうございます。

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ただ、2011年からまたその後の時代の変化により、
昔のようにインテリアというものを心から楽しむことができなくなりました。多くの人が同じ気持ちと思います。

暮らしのあり方とか豊かさとか、大きく考えが動き続けています。

今年は少しずつ新たなことを始める予定です。
こちらのページでは、昔話が多くなりますが、日記のようにインテリアのこともたくさん書いていきたい、

もういなくなってしまった多くの人も含めて、今まで出会ったすべての誠実ないい人たちに
少しでも恩返ししたいと思っています。

よろしくお願いいたします。


2017.12.31

Innocent When You Dream  ー No.471




Tom Waits トム・ウェイツの 「Innocent When You Dream」

少し戻ります。
クリスマスの夜中 年1回のラジオ番組『沢木耕太郎のMIdnight Express 天涯へ』で
今年最後にかかった曲です

長くこの番組をベッドの中で聴いています。
沢木さんの音葉、特に最後の言葉と曲が、1年の締めくくりになっています。

ゆっくり歩いていこうとわたしも思います。

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