SAKURANOKI は代々木公園 近くのオフィス。
長くインテリアビジネスに関わりみてきた多くの中から、ここでは暮らしに心地よいものや情報などご紹介しています。

2016.12.18

パールのネックレス  ー No.415



パールは流行りに関係なく昔から大好きで本物からイミテーションまでたくさん持っている。

から、プレゼントいただいた、旅先で買った、など色々思い出が重なる。

写真のパールは、30年近く前に前出のイタリアミラノのデパドヴァDePadovaさんからいただい

たもの。さすがのセンスとてもすてき。大切にしている。

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デパドヴァさんはスタイリストだったこともありインテリアだけでなくファッションセンスも抜群。80年代終わり仕事でお会いした時、昼と違いイブニングは全身ジョルジョアルマーニできめていたことがありカッコよくその姿は深く印象に残っている。

ブルーグレーのソファは、Chesterfield デパドヴァとマジストレッティが生きていた良き時代のソファ。とても気に入っている。 



2016.12. 5

マッダレーナデパドヴァDePadovaさん ー No.414



一昨晩マッダレーナ デパドヴァDePadovaさんが亡くなった。今年はなんという年だろう。

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1990年自邸の庭で。「この家で暮らしたいから仕事を頑張る」と言っていたのが印象的だった。私はここにいた。こんなすてきな家を初めて見た。しあわせな日だった。
大きなハスキーボイスでおしゃべりで明るく素敵な笑顔で才能あふれるチャーミングな女性だった。


何十年も前だけど何度も会ったデパドヴァ。幾つかのイベントや仕事で、長い時間ご一緒

した。考える段階から作業の様子、ディスプレイの過程、実に多くのこと目の前で見るこ

とができた。それはすごいものだった。到底真似できるレベルでないと早々にわかった。

仮に同じに配置したとしても、それらしくなっても同じにはならない。仕上げは高度な

テクニックそれは天性の感性 実に洗練されたもの一流の才能 そして一流は偉ぶらない。

最初の仕事は日本に入る前の1987年からの目黒の住宅。公私パートナーだった

Vico Magistrettiヴィコ・マジストレッティ設計インテリア全て行った住宅。

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1990年デパドヴァ邸 私はここにいた ここでデパドヴァ、マジストレッティらとお食事した。すばらしいディナーだった。


大きくは伊日Cassina創業者時代1990年前後幾つかのイベント、そして1990年ミラノの

デパドヴァ邸で取材で伺った。以前も書いたが、感動的な1日だった。

仕事には厳しく誰に対しても平等な姿勢で気遣い心優しいチャーミングな女性だった。

たくさんの思い出をありがとう。真摯で誠実、情熱それは才能。簡単には盗めない。

初めて会った時のあたたかい手、抱き寄せてくれた感触を忘れない。

どうか安らかに。祈ります。

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そして天国で今頃マジストレッティと再会ですね、きっと。













2016.12. 2

紅葉の妖精     ー No.413



紅葉の妖精のよう、と、あるすてきな女性がよんでくれた幸せな葉。秋の美しい青い空に秋色が

美しい季節ほんとうに妖精のように明るい。12月元気に走り抜けよう。

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2016.11.21

「リリーのすべて The Danish Girl」「キャロル Carol」ー No.412



ざわざわしている世界中のあらゆる現実に無力で落ち着かないまま今年は終わってしまいそう。

ゆったりした気持ちで美しいものに向ける心の余裕をほとんど持てませんでした。

ただいくつかの映画は忘れそうな心の動きを呼び起こしてくれました。

たとえば「リリーのすべて」「キャロル」「さざなみ」いづれも明るい映画ではないですが、

観たあと得るものは清々しい。人間らしい何か。

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上「リリーのすべて」下「キャロル」どちらも映像が俳優がすばらしくインテリアもすてき色彩も豊かな美しい映画。

マイノリティのジェンダーは昔から今も大きなテマ。自分に正直に生き抜く勇気がある人たちに私はこれからも憧れる。

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お金や権力や人より優位に立つことに取り憑かれた偉そうな人たち。昔も今も変わらないの

だろうか。正義とは何だろう。

映画で遠い過去から困難をこえて必死に生きぬいた人たちの純粋な思いとそれを支える人を

知るとき、もう一度 明日を想うと心に誓う。

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コペンハーゲンやパリの景色になじんだお部屋やインテリアも美しい映画

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2016.11. 7


『ギアンダ工房 と ヒノキ工芸 展』イタリア文化会館にて ー No.411



イタリアには1990年前後から何度も主に仕事で行きました。思い出深い土地、わたしの中にだけ

残る旅は続く。

小さな工房の優れた職人さん故 ギアンダ氏にお会いしたのは26年前。まだ現役で元気だった

インテリアショップのオーナー、マダムDePadovaデパドヴァさんからいただいた写真立てと

栞、ずっと大切にしてる。美しく実用的だから。傷ができるほど気持ちよい感触となり、

さらに美しくなる。

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ギアンダの作品の一部。ディテールまでの完璧な美しさは思わず触れたくなる。愛情や熱がモノにあることを確信できる。


一方、ヒノキ工芸の戸澤忠蔵さんは埼玉の工房で長くコツコツと主に木工中心にクラフトから

家具大きな公共商業物件まで幅広く物作りをしてこられ今では世界を飛び回る職人さん。ほん

とうは目立つことを好まないのに世界中から注目されてしまった。

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一昨年 ヒノキ工芸のこの試作を始めてみた。あまりの美しさに驚き感激した。


わたしはクリエイターでなく、ものを流通する方の立場だけど、美しいものはわかる。そこには

清らかな風が流れ澱みがない。触れたくなる。

わたしの仕事は流通を考えること。ものに宿るクリエイターの魂と、使う人の思いが繋がること

にわたしは喜びを感じてきた。使う人の大切なものとなる喜び。

仕事ビジネスというのはとても厳しく絶望の繰り返しだけれど、ほんものの職人さんの作品は、

喜びと眠っていた情熱を思い興してくれる。

イタリアと日本、国を超えて、すばらしい展示会です。


11/1-11/8 開催 イタリア文化会館にて。『ギアンダ工房 と ヒノキ工芸 展』「イタリアと日本の木工マエストロ」監修Michele De lucchi


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